フィンランドの実用ナイフ「スクラマ」
久々にナイフの話題。
今回はみんな大好き「スクラマ」ですね。
ちなみにスクラマはナイフのモデル名で、メーカ名は「Terävä」(たぶん)。
スクラマの他にもジャガープッコとか様々なサイズのナイフがあります。
特徴
まあガンガンに使い倒すナイフなので仕上げは多少ラフですが、そんな事はまったく気にならないぐらいの優秀なナイフだと思います。
お気に入りポイントいくつか挙げるならば
- 実用一点張り、何の豪華さもないけど握り心地と滑りづらさは最高のラバーグリップ
- それなりの硬度でそこそこの刃がつき、研ぎやすくチップしづらい優秀な炭素鋼
あとはオプションで選べるレザーシースも良いです。スナップボタンで留めるタイプのシースですがナイフの保持は確実ですし、ベルトループも使いやすい。
グリップが良いのよ、グリップが
やっぱり一番好きなのはグリップですね。
これはもう実際に握ってもらうしかありませんが、非常にしっくりくるシェイプ。かつラバーなので滑らない。
どれもエンド部分がしっかり立ち上がっててスッポ抜けないし、小指もがっちりかかる。
自分は手が小さい方ですが、それでもしっかりと握り込めます。
もちろん大きめの「スクラマ」、比較的小型の「ジャガープッコ」でグリップ形状は異なります。(スクラマ240とスクラマ200もグリップが違う)
スクラマシリーズはマシェット的な使い方もするので、よりすっぽ抜けづらいエンド形状をしてるのと、あとはグリップ位置を変えて手元の作業もやりやすいようにデザインされてます。
あとはどれもスカンジグラインドですが、刃厚に対してのベベル幅が絶妙なんですかね。研げばそこそこ良い刃もつくけど、脆さが出るほど鋭角にはならないんでラフに使ってもさほどエッジが傷まない。もちろんこれは鋼材の優秀さもあると思いますが。
サイズ
基本的にモデル名につづく数字がブレード長を表してます。
- スクラマ240
- スクラマ200
- ジャガープーッコ140
- ジャガープーッコ110
- スクラマ80
上から大きい順。下に行くほど小型のナイフになります。
今手元にあるのはスクラマ200、ジャガープッコ140、ジャガープッコ110。あと写真には無いけどミニスクラマ。
スクラマ200は最近出た新しいモデルなんですが、これは大きすぎずで非常に良いサイズかと思いますね。
ただ普通にキャンプするにはそれでも大きいんで、せいぜい10cmぐらいの木をバトニングしてフェザー作って、という使い方がメインならジャガープッコで良いと思います。ちなみに個人的にはジャガープッコ110がお気に入り。
立ち枯れの木をチョッピングでバシバシ捌いたりするならスクラマ200かな。
どれもショップに置いてますんで、興味ある方はぜひお店に来て弄ってみてください。