野良とは

 

何かこう、最近のインターネットって疲れませんか。

ってのを思いっきりインターネット上で書くのも変な話なんですが笑

もともと外で遊ぶのが好きではありましたが、皮肉な話、こういう時代になってまた更に「自然の中で一人になれる」ことの有難みを感じるようになってきた気がします。

 

というわけで、もっとみんな

っていうのは割とマジで思ってることで。

 

自分自身も、アウトドアで遊ぶメインの目的が「ひとりになれて」「何も考えずにすんで」「心からリラックスできる」、そんな場所を求めて外に出るってことなので。海に潜るのも、焚き火するのも目的は同じ。

たぶんそれは皆さんも同じだと思うんです。なんだかんだ、リラックスできる場所を求めてキャンプしてるんじゃないでしょうか。

 

でもさ、それが最近はさ、本来同じ趣味を持つ仲間同士の集まりだったはずのSNSとかで、逆にそこのしがらみでリラックスできないとかいう本末転倒もあったりするじゃないですか。

だからもうそういうの一回全部忘れて

と。笑

 

そう考えると、自分が作ってきた道具って全部「野良になる」ための、その手助けをするためのものなんですよね。

ソロ向けのアイテムが多いのもそう。頑丈な道具を作るってのもそう。「いつ壊れるか」みたいなのを気にしながらキャンプするのってしぬほどストレスですから。

道具作りのその先に、様々なしがらみからの「解放」がある。

それが目的であって、モノ作って売ってオワリ、では決してない。

 

群れから本物は生まれない

あとはものづくりにおいても、自分は「野良」を押し通してきたつもりです。

自分の感覚として、「会議」や「協議」で生まれるモノにあんまり魅力を感じなくて。(もちろんそういうプロセスで生まれる「良いモノ」も多々あると思うし、それを否定するわけではなく)

ものづくりの意思決定は一人ですべきだと思ってて、これまでずっとそうしてきました。そしてそれは正解だったなと思うことの方が多いです。複数人でものごとを決めてしまうと、最善案は生まれるかもしれないけど、最高のものは生まれないんじゃないかな。

 

これは自分が完全に「プロダクトアウト」で製品づくりをしているから、というのもあると思います。

なぜそうしているかというと、これはもう単純に「嘘をつかなくてすむから」

俺はコレを作る、だって俺が欲しいから。以上。笑

 

それはもちろん独りよがりではあるでしょうが、少なくともそこに嘘は介在しませんからね。

きれいごと抜きにして、嘘がないってのは気楽でいいのよ。

 

野を良く

自分はもともと魚突き(スピアフィッシング)という海遊びが好きで。

それが昂じてスピアフィッシングのお店まで作り、そして海辺でキャンプする中で焚き火道具を作り始め、それが野良道具製作所の礎になった…という話はどこかでもしたかと思います。

 

そのお店をやる中で痛感したのが

海辺での遊びは、地域の方の理解や協力が必要不可欠

だってこと。

もちろん海は誰のものでもないけれど、その海岸や海辺は、はるか昔からその地域の方が守って整備してきた場所で。

そこで遊ばせてもらう以上、その「地域というフィールド」を蔑ろにして、その遊びが成り立つわけがないんです。

 

これはキャンプやアウトドアでも完全に一緒で。

海は誰のものでもないから、お金を払ってるから、だから何やってもいいだろうみたいな事を続けてると、一瞬でそのフィールドは使えなくなってしまいます。

というかそれを海でも野でも実体験として痛いほど経験してきたので、すべての遊びには「地域」との連携が必要不可欠ってのを強く認識してます。

 

そういう意味でも、「野=フィールド=地域」として、そこを良くしていくというのもまた不可欠な活動として、自分のコンセプトとして外さないでおこうと思ってます。

 

野良でいい、野良がいい。

まあね、10年後には野良なんてブランドは消えてなくなってるかもしれませんがね。でもそれで全然いいんです。10年ごときで消えるような道具は作ってないので。だから10年、20年、30年と経ったあと、ブランドは無くなってたとしても、みなさんの手元に使い込まれた野良道具があればもうそれ以上のことは無いなと思います。

 

 

公式オンラインストア

野良道具製作所の商品を全てラインナップしている直営ショップです。
新製品や試作品はまず最初にこのショップに置くようにしていますので、是非定期的にチェックしてみてください。