野良プレート(焚き火サークル)を使う理由とメリット

野良プレートってどう使うの?使って何か良いことがあるの?

ウチで作ってる「野良プレート」ですが、

  • 使い方がイマイチよく分からない
  • 使うことでどんなメリットがあるの?
  • というか何枚必要なの?

といった質問をよく頂いておりまして、今回はそのあたりを含め「焚き火サークル」のメリットや使い方について解説してみたいと思います。

焚き火サークルを使う意味って何?

そもそもなんですが、

わざわざ別の焚き火台の上にプレートを乗っける意味って何よ?

というのは多くの方が抱いている疑問だと思います笑

 

まあポジショントークだと思われるかもしれませんが、コレ案外、プレートが有ると無いとじゃ結構違うもんで。

 

焚き火サークルを使う目的・メリット

  • 防風効果
  • 火の粉拡散防止
  • 薪をたくさん突っ込める
  • ゴトクになる

 

ざっと挙げるだけでもこれだけのメリットがありますが、中でも重要なのが「防風効果」「火の粉拡散防止」ですね。

 

普通に焚き火台を使っている方ならよくお分かりかと思いますが、基本的には多くの焚き火台は

薪や燃えている炭が “むきだし”

になってますよね。

なので風が吹けば当然炎は煽られますし、もちろん火の粉も飛びます。

 

キャンプでの焚き火ではこれがかなりの問題でして、

  • 山火事の危険性
  • テントやチェア等が燃える危険性
  • ヤケドをする危険性

等々、色々な危険を引き起こす可能性があります。

 

なので焚き火台をプレートで「覆う」。

それが焚き火サークルを使うと、薪や炭に「直接」風が当たることを防げるので、飛ぶ火の粉の量をかなり減らすことができます。

やってみれば分かりますが、本当に雲泥の差で違います。

 

いやもちろん、風の強い時は焚き火自体がNGですよ。

ただ、突発的な風が吹くことはどうしてもあるわけで、まさにそういった時に「テントが燃えた・穴が開いた」「チェアが溶けた」とかのトラブルになってしまうわけですよね。

 

「いーや、俺のテントもチェアも服も全部コットン製だから何の問題も無いね!」

という人はいないと思いますが、自分の装備が火の粉に強くても他人の装備がそうとは限らないですしね。。

 

火力も安定する

もちろん、そんな安全面も大事は大事なのですが。

焚き火サークルを使うことで、単純に火力が安定するというのも大きなメリットです。

 

これはなんでかって言うと、焚き火台単体で使うよりも「突っ込める薪の量を多くできる」事がまず第一。

この写真もそうですが、スノピ焚き火台そのままの使用だと、これだけの薪は絶対載せられないですよね。(たくさん入れりゃいいってわけじゃないけど)

 

そして風の影響を受けにくく、金属の囲いがあるおかげで内部の温度も下がりにくい事も、燃焼効率を高める大きな要因です。

 

ゴトクになる

これは野良プレート独自の特徴にはなりますが、プレート上部のキリカキにゴトクを載せることができます。

※ちなみに写真のゴトクはウチでも売ってますが、ぶっちゃけ単なるステンレス丸棒をカットして綺麗に仕上げただけのものなので、ステンレス丸棒が用意できる方ならそれ使ってもらって全然問題ないです笑 他にも長めのペグとかを流用する等、色々工夫してもらえたら嬉しいです。

 

特にスノピ焚き火台は単体じゃ調理には使えなくて、ゴトクを装備しようと思えば別途でユニットを購入する必要がありますよね。

「どうせそういうオプションを買わなければならないのなら、ゴトク以外にも有用な機能を持つ焚き火サークルを使った方がいいんじゃね?」

というのが野良プレート開発の原点だったりもします笑

 

野良プレートについて

野良プレートは「全部一緒のプレート」

まず前提の話として、野良プレートは「複数枚を組み合わせて使うプレート」なんですが、

これ、ぜーーーーんぶ一緒、それぞれ全く同一のプレートです。

 

このプレート↓ を、4枚組み合わせれば「焚き火サークルモード」になり、6枚組み合わせれば「焚き火台モード」になります。

 

たまに

「焚き火台モードで使うには、どれとどれのプレートを買えばいいですか?」

というようなご質問を頂くのですが、プレートの種類は一種類です。なので同じプレートを6枚購入して頂ければOKです。

 

焚き火サークルモード

まず最初に「焚火サークルモード」。

野良プレート4枚を組み合わせてこのような状態にして↓

直火の場合はコレで直接焚き火を囲むもよし、またはこんな感じで↓

別の焚き火台と組み合わせることもできます。

実際はこの「別の焚き火台と組み合わせて使う」という使用方法がメインになると思います。

 

ちなみに野良プレートは大きさが(M)と(L)の2種類ありまして、それぞれスノーピーク焚き火台MとLにジャストフィットするように作ってます。

※上の写真は野良プレート(M)です。Mはユニフレームファイアグリルにもジャストです。

 

焚き火台モード

そしてこれが野良プレートの真骨頂なのですが、

上の「焚き火サークルモード」にプラス2枚、プレートを追加してもらえれば

このように、単体の焚き火台としても使える「焚き火台モード」にトランスフォームさせる事が可能です。

※このモードで使う時は地面との距離が近くなるため、台に乗せるなどして、火と地面との距離を遠くするための対策を取って頂けますようお願いします。

 

コレが可能なことで

  • 普段はスノピ焚き火台に乗っけて使う
  • 荷物を減らさなきゃいけない時など
    イレギュラーなシーンでは2枚追加して
    単体で焚き火台として使う

という運用が可能になるんですね。

 

まとめ

今すでに他の焚き火台を持ってる方は、焚き火サークルを導入して損をすることはまず無いと思います。

そのぐらい色んなメリットがありますし、特に野営をすることも多い私にとっては火の粉がバンバン飛ぶような状態で焚き火なんぞ絶対できないわけで、そういった安全面でもぜひおすすめです。

 

 

 

 

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