刃物を「コスパ」で語るようなヤボな事はしたくない・・・
と思いながらも、何だかんだ刃物も消耗品ですし、心のどこかでコスパを考えちゃう自分がいます笑
いやね、薪を割ったりバトニングしたりしてると、どうやっても刃がチップする(欠ける)のは避けられないですよね。
それは斧でもナイフでも同じなんですが、1~3万円する刃物がチップするとね・・・こう、何というか・・・非常に萎えるじゃないですか笑
以前のブログでも紹介したように、私はこと焚き火回りで使うナイフとしては「BECKER BK-2」が最適解の一つだと個人的には思ってるんですが、比較的廉価と言えるBK2でも1万円ちょっとしますからね。。
完全に余談ですが、なぜBK-2が最適解と思ってるかと言うと
- まず非常にゴツい(刃厚6.6mm)
- そのためバトニングやチョッピング性能が高い
- で、この刃厚のナイフがそもそも少ない
- でもってこの刃厚でこれだけコンパクトなナイフは他にない
- グリップが非常に秀逸
- なのでグリップエンドを握って振ることが出来る
- =実質的にもっと長いナイフとして使える
- 鋼材が研ぎやすさと刃持ちのバランスが良い
- それでいて比較的安い
という点です。
BK-2の鋼材は比較的研ぎやすい鋼材とはいえ、チッピングしたエッジを研ぎなおすのが面倒な事には変わりありません。(特にコンベックスに研ぐのは尚更めんどくさい笑)
コスパ最強?
で、私が最近よく使う「コスパ最強(焚き火回りで使う刃物、という条件で)」と思ってる組み合わせが
- フィスカースX7
- フィスカースのシャープナー
- 小型のナイフ(モーラでもオピネルでも)
この3種。
ちなみに全部買っても1万円しません。
フィスカースX7
まずは何と言っても、X7が4000円しないほど安い、っていうのが一番デカいです。
斧は一番ラフに使う=一番傷みやすい刃物なわけですしね。
安いから適当に扱える、というわけでは決して無いですけども、チッピングした時の精神的ダメージが少ないのは確かです。笑
でもって私と来たら最近はラクを覚えてしまいまして、このX7を研ぐのもフィスカースのシャープナーで「シャシャッ」っとやってオシマイ。笑
いやでも、これで結構キンキンな刃が付くんですよ。
もともとが廉価なX7、チップしてもコレで簡単に研ぎなおせるってのも加わって、もう最近じゃ焚き火の際に持って行くのは
- X7
- シャープナー(現地でも気軽に研げるってのもイイ)
- 小さめのシースナイフかフォールダー
という組み合わせが鉄板になりつつあります。
「コスパ重視」も有りっちゃ有り
もちろん、焚き火やキャンプ自体が「楽しむため」のものですから。
それに使う刃物も「楽しいもの」を持って行くのが一番です。
もちろん私も、お気に入りのバークリバーを持って行くこともありますし、今日はBK-2だけで全部何とかしてみようとか、その日の気分によって使い分けるのもまた楽しかったりしますよね。
そこに今回紹介したような「コスパ重視」の刃物も加えてやると、また楽しみ方のバリエーションも増えるのかなと思います。