フルカスタム可能な火吹き棒「野良ブラスター」
野良オリジナルの火吹き棒「野良ブラスター」。
元々は
- オール真鍮製で
- 肉厚で頑丈で
- 各パーツをネジで分解可能な
そんなヘビーデューティー火吹き棒が欲しくて製作したのがはじまりでした。
個人的に火吹き棒というアイテムはとても好きで。
そもそも、焚き火の時に「火をイジイジする」道具がないと楽しさ半減しますからね。ほら、あなただって焚き火しながらそのへんの棒を持って薪突っつくの好きでしょ??????(威圧
そこへきて火吹き棒ときたらその「棒」としての役割はもちろん、息吹きかけて火力調節さえできるってんだからそりゃ楽しくないわけがないですよねと。
私としては、そういう「楽しむためのアイテム」というのはとことんまでこだわりたい性分で。
- だったら全部好きな金属=真鍮で作っちゃえ
- どうせなら肉厚にして一生使えるレベルで
- 各パーツの接続は多少面倒だけどネジ式にしてメンテしやすく
という要素を盛り込んでったら野良ブラスターが完成したというわけです。
自分好みの火吹き棒を作ろう
で、「各パーツの接続をネジ式にした」という点がのちのち別のメリットを生みまして。それが
色々とカスタマイズが出来ちゃう
という点ですね。
野良ブラスターはマジで全パーツをバラバラに分解可能なんです。
なのでこれらのパーツをそれぞれあなた好みのものに変更することによって、自分だけの一本を作り出すことが可能。
まず初歩的な所で言えば
・パイプを継ぎ足して長さ延長
ができちゃったりとか。
上の写真は「2本継(全長約60cm)」のモデルですが、これのパイプをもう一本足して「ロング3本継(全長約90cm)」にしたり出来るってことですね。もちろんやろうと思えばもう一本足して1m超えのハイパーロングモデルを作る事も…笑
あとは、たとえば吹き口を木製のものにチェンジできたり。
この木製吹き口は、すでにご愛用頂いてる方も多い「けん玉吹き口」ですね。
なんでけん玉?ってそりゃ
野良の地元「廿日市市」がけん玉発祥の地だからです!!!
あとは実用性としても、この中皿パーツが手に持った時に実にしっくりくるんですよね。
ちなみにこのけん玉吹き口、けん玉ガチ勢なら知らない人はいないであろう「イワタ木工」さんで製作頂いてます。つまりけん玉「風」とかじゃなくてマジでけん玉。しかもあのイワタ木工製と聞くと大抵のけん玉ファンはめちゃビックリします(ドヤ
鳶(フック)付き先端金具
それと吹き口のみならず先端部分の金具も変更可能です。
どんなものに変更できるかって言うとコレ。
コレはちょっと使い方のイメージがしづらいかもしれませんが、
このフックで薪を動かす、押し込む、炭を叩いて割る、、、等の作業をこなせる上、主たる機能の「火吹き棒」として火起こしや火力調節も出来るというわけで、もう焚き火周りの作業はほぼこの鳶付き野良ブラスターだけで完結させられると言っても過言じゃないぐらいの便利パーツです。
特に「ちょっと燃えてきた炭を叩いて割る」、そしてまだ燃えてない部分をフック部分で押し込む。 これが出来る道具は多くありません。でも地味にそういうシーンって多い。これをやりたいがためにフックを下手に曲げたりせず90度のままにしました。
中間ウッドグリップ
あとはダメ押しでコレ。
野良ブラスターの真鍮パイプと差し替えて使う「ウッドグリップ」。
※差し替えだけじゃなくて、このグリップを「追加」して使うことももちろん可能です。
冬場なんかはこの木製グリップと真鍮パイプを差し替えることで、冷たさを感じることなく火吹き棒を使うことが出来るようになります。
樹種はけん玉吹き口と同様の3種類から選べます。
桜・栗・ウォールナット。
製造はもちろん!吹き口と同じく廿日市のイワタ木工さん。
FULLカスタムバージョン
そして、それらを全部盛り込んだ現時点でのFULLカスタムバージョンがこちら。
けん玉吹き口、鳶付き金具、ウッドグリップの全部入り仕様です。
上では樹種を揃えてますが、桜×ウォールナットとか、栗×桜、などあえて樹種を外しても面白いかと思います。
ぜひ店頭でカスタムしてみてください
そんなふうに、様々なカスタムパーツで自分好みの一本を作れるのもまた野良ブラスターの良さです。
ぜひ全国の野良道具製作所お取扱店様で、実物を見ながら「コレとコレを組み合わせて・・・」と妄想を膨らませてみてください笑
特に吹き口やグリップなど、木製パーツも多いです。これらは天然素材のため色味や木目、風合いがそれぞれ結構ちがったりもするので、それらを実物見ながら選べるというのもまた実店舗の良さかと!