今週末土曜日、廿日市市浅原の市民センターさんで行われる地域防災イベントのディレクションをさせて頂きます。
ここは大変しっかり防災に取り組んでおられる市民センターさんで、このイベントだけでなく通年で計画を立てていて、今回の防災キャンプはその一環になります。
野良が掲げている「食う防災」というスローガンがあります。
せっかく備えた非常食も「食」わないと意味がないんで、今回のようなイベントやキャンプを定期的にやって「食う」、そうやって消費してローリングストックをしていこうということです。
そこではじめて必要なものが見えてくるというか、備蓄してた非常食をいざ実際に試してみると「ウチの子には合わなくて全然食べてくれなかった…」みたいなことも有り得るわけですしね。
なのでまずは「知る」。自分(または自分の住む地域)が何を備えてて、どういう環境になっているのか。それを「知る」のがファーストステップとして。
次に「やる」。実際に食べてみる。使ってみる。経験してみる。
そして最後がそれを踏まえた防災計画を「継続する」。
この3ステップを一つのセット=「3ステップ防災」として、今いくつかの自治体さんと連携して防災イベントや防災訓練に取り組んでいます。
※自治体さんや地域団体さんからの防災ディレクション・プロデュースのご依頼、いつでも大歓迎ですので!
いきなり「防災計画作れ!」「備蓄食用意せよ!」「避難所はここ!」って言われてもハードルが高すぎて普通はまず行動できません。
なので細かくステップを分けていく。
そうやって、出来る限りたくさんの方をカバーしていく。様々な方が暮らす地域という場所で、防災からこぼれ落ちる人が出ないように。